暑いですね。。。
6月下旬にも関わらず既に真夏日となっていますが、、、皆様いかがお過ごしでしょうか? 春日井営業所 専務の一木邦彦です
こまめに水分補給をしつつも塩分もしっかりと取って、体調管理には気を付けて頂きたいと思います。
さて、今回のブログは弊社で使用している「漆喰」について改めてご紹介したいと思います。
「漆喰」というと調湿できるなどイメージをお持ちの方が多いかと思いますが、実はまだまだたくさんの魅力がある自然素材ですので、家づくりの参考にして頂けましたら幸いです。
漆喰という素材は、石灰石を原料にした自然素材の塗り壁材です。
お城や蔵などに使われている白い壁をイメージしてもらうと分かりやすいかもしれませんが、日本では1000年以上の歴史を持つ伝統的な素材です。

漆喰を使ったお城としては姫路城が有名ですが、平成の大修理後に行った際には「白鷺城」の名を持つお城として漆喰の白壁が際立っており、大変感動した記憶があります。
漆喰の5つのチカラ
① 調湿作用

調湿作用で“さらっと快適”湿気が多い日は吸って、乾燥している日は放出するという優れた「調湿機能」があります。梅雨のジメジメも、冬の乾燥も和らげてくれます。
② カビ・ウイルスに強い

漆喰はアルカリ性なので、カビや菌、ウイルスが繁殖しにくい環境をつくってくれます。自然の力で、住まいの空気をきれいに保つ効果があるんです。
③ 脱臭効果

生活臭やペットのにおい、料理のにおいも自然に吸収してくれるのが漆喰のすごいところ。空気をリセットしてくれる“壁の空気清浄機”のような存在です。
④ 火に強い!安全性も◎

漆喰は不燃材料なので、万が一の火災時にも有害物質を出しません。昔のお城や蔵に使われてきたのも、火事に強いからこそです。
⑤ 見た目も美しい

職人が手仕事で塗る漆喰は、独特の風合いとぬくもりがあります。年月が経つほどに味わいが増し、静かな存在感を放ってくれます。
「漆喰」と言っても実は様々な種類があります。施工性を高めるために化学合成樹脂(いわゆる接着剤)などの添加物が入っているものも多く、本来の漆喰の持つ効果や性能の低下も考えられますが、弊社で使用している漆喰はそういったものを使用せず、海藻のりなどの自然素材を使った「漆喰」を使用しています。
海藻を使用しているので、弊社の現場では磯の香りがします。。。笑
もちろん、数日間で香りが消えてしまいますが、自然由来のモノを使用している証拠だと思います。
昔ながらの素材には、ちゃんと意味があります。
「漆喰」は、見た目だけでなく、機能性や健康への配慮にも優れた、まさに“本物”の素材です。
新築やリフォームを考えるなら、ぜひ一度「漆喰」という選択肢を取り入れてみてはいかがでしょうか?
春日井営業所 専務取締役 一木邦彦