2020/07/20
名古屋で注文住宅を建てる場合の坪単価|坪単価の考え方と業者探しのコツ
誰もが憧れる注文住宅
注文住宅を建てる際には、どんなイメージの建物にしたいのか、どんな間取りでどんな生活をしたいのか明確にする必要があります。
予算についても無限にあるわけではないので、建物の坪単価や土地から考えられている方は土地の相場価格も把握する必要があります。
そして注文住宅を建てるためにかかる総予算と自分たちの要望を叶えてくれる建築業者に巡り合うことが重要です。
坪単価のあれこれ
注文住宅を建てる際の平均的な坪単価は、坪当たり55万円が一般的です。
この価格は立地条件や住宅のグレードによって大きく変化しますので、あくまでも目安の価格と思って下さい。
地価相場は各地域によって異なりますが、仮に土地価格が、坪当たり40万円で、建蔽率60%の土地に、1階床面積が24坪、2階床面積が12坪、延床面積が36坪の家を建てる場合、最低でも40坪の土地が必要になります。
まず始めに土地取得費用に1,600万円(40万円×40坪)かかり、これに仲介手数料の54万円がかかります。
建物は1,980万円(55万円×36坪)と消費税198万円、外構工事、照明器具、カーテン、エアコン、家具、電化製品、火災保険料、登記費用、税金などの費用が必要となってきます。
一般の方が注文住宅を建てるために必要な総予算を細かく出すことは難しいと思いますので、できれば早い段階から建築業者を決め、より正確な総予算を把握する良いでしょう。
土地の価格は市街地と郊外では坪あたりの単価が違います。
広い土地が必要な場合や、土地にかかる費用を抑えたいのであれば郊外の土地を購入するのも一つの方法でしょう。
住宅建築の坪単価はあくまでも目安の価格です。
一般的に坪単価が高ければ高いほど使用する材料や設備機器などのグレードが上がります。
また、多くのオプションが入っていることも考えられます。
工務店やハウスメーカーの同じ坪単価の建物でも業者によって間取りや建物のグレードが違いますので一概に比べることは難しいと思います。
いい業者と巡り合うには
注文住宅を建てるにあたり一番迷われることは業者選びだと思います。
何を基準に建築業者を選べば良いのか。一番良い方法と思うのは現場見学会に参加することだと思います。
構造の現場見学会ですと、クロスなどの仕上げをして見えなくなってしまう構造の部分や建築金物が丁寧に取付けしてあるか見ることができます。
構造現場を見せない業者は構造に自信が無いから見せられないのだと思います。
完成現場見学会ですと、お施主様が実際に住まわれる家です。
自分たちの思い描いたイメージの家かも知れません。そうでないかもしれません。
ですが、間取りやデザインなど参考にする所はあると思います。
さらに現場見学会に参加することで、その会社の雰囲気や営業の人柄など観察することができ業者選びの一つの基準にすることができます。
家づくりは一生に一度の大事業です。限られた予算の中で納得のいく家づくりをする業者との出会いが大切だとお考えいただければ幸いです。