
築100年越古民家、守りながら変えていく。次の100年に向けて。
リノベーション中(2025年5月竣工予定)
施工現場:岐阜県下呂市
長い間大切に住み継がれてきたお家のリノベーションが始まりました。
元来の木の家の良さを最大限に活かしつつ、現代の暮らしに合わせた設計を行っています。
家への愛着や思い出はそのままに、快適性を改善し、住まう人が心も身体もくつろげる空間を目指します。
After


Before


施工現場の様子
2025年5月の完成まで、現場の様子を随時お届けいたします!
部分解体工事


石場建てと呼ばれる伝統的な基礎、土の上に平らな石が置かれその上に柱が立っています。どの柱を残すか、梁をどこで切るか、どの構造の部分を基準として増築していくか。技術と経験の見せどころが満載です。
基礎工事


増築部分のべた基礎と呼ばれる基礎。鉄骨とコンクリートで作られ耐震性に優れます。床下にも屈強な梁ができるイメージです(逆に分かりにくいかもしれませんが、、、)。白アリにも強いです。
電力を使わず床下全面に風を通す、基礎パッキン工法


基礎の上に置かれた黒い部材が基礎パッキンです。基礎パッキンにはたくさんの穴が開いていて、電力を使わずに、床下に自然風が常に流れる状態を作ります。カビ菌や白アリを寄せ付けません。
床断熱


青い部材は、スタイロフォームと呼ばれる断熱性を高めた発砲スチロールのような断熱材です。床全面にぴっちり敷き詰めます。床下は風がスース―通っても、床上は断熱された暖かい空間になります。