こんにちは、暮らしのアドバイザーの安江です。今日は、「耐震シェルター剛建」の春日井市での施工事例をご紹介します。
剛健の特徴
実は、耐震シェルターと一口に言っても様々な種類が存在します。
その中で、耐震シェルター 剛建は、価格と住まい易さ、デザイン性のバランスがとても良い製品です。


▼より壁が少なく開放感のあるデザインを求める方は、こちらの記事で紹介している「耐震シェルター 70K」もおすすめです。
もう地震対策を諦めない!一部屋だけ強化する「耐震シェルター」とは?
工事の様子
床下の事前調査

床の補強が必要かどうかを判断するために、基礎の通気口から小型のカメラを挿入して、床下の状態を確認します。今回の物件では、図面があったため、図面通りの施工が行われているかも確認しました。
総合的に検討し、今回の物件では、床の補強は不要と判断しました。
配置計画


設置する部屋と耐震シェルターの実寸の3次元モデルを作成し、部屋の中での耐震シェルターの配置を検討します。
▼配置計画について詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめ
耐震シェルター「剛建」設置で後悔しないために。暮らしやすさを左右する配置計画のポイント
資材の搬入


組立


壁紙クロス工事



パテで下地木材の凹凸を埋めています。

完成後の様子
北方向


東方向


南方向


西方向


こんな注意点があります!
<耐震シェルター入口の段差>
耐震シェルター剛建には、四方に入口が1箇所ずつ合計4か所ありますが、内一箇所が段差の小さいバリアフリー入口、他の3箇所が標準入口です。標準入口は、9センチ角の構造材が下部にあるため、9センチの段差が生じます。通常、バリアフリー入口が最もよく使う入口に来るように配置計画をします。


<既存の窓や収納、設備の使い勝手>
耐震シェルター剛建を設置することで、既存の窓や出入口、収納の使い勝手が悪くなったり、使えなくなる場合もあります。今回の事例では、エアコンの効きが一部弱まる可能性が想定されましたが、お施主様と協議の結果、まずは現状のままご使用いただき、実際の生活環境における影響を確認していただくこととなりました。また、出入り口のひとつが塞がることになりましたが、普段たくさん使うところではないということで、その点については許容いただきました。このように、部屋の機能と日々の使い勝手を確認しながら、限られた費用で耐震性をアップさせるというメリットとのバランスを考えることが大切だと感じます。


価格 と 工事日数
標準総工事費(税込) 108 万円
標準総工事日数 5 日
<標準総工事費に含まれる工事>
・シェルター本体代
・運送費
・組立費
・床補強工事
・フローリング工事
・内装クロス工事
・照明配線工事
・補助金申請代行手数料
※今回の工事では、床補強工事、フローリング工事、照明配線工事、補助金申請代行手数料(築年数により補助金の対象外だったため)は、ありませんでした。実施しなかった工事費用は、その分が減額されます。
<標準総工事費に含まれない工事>
・塗装工事(なしでも実用上の問題はありません。お部屋の雰囲気に合わせて、ご採用いただけます。)
・エアコン移設工事(シェルターの設置方法によって、エアコンの移設が必要になる場合がございます。)
・そのほかに、現場の状況やご要望等によって、追加費用が発生する場合があります。
費用を抑える強い味方!補助金制度
耐震シェルターの設置には、補助金制度を活用できる場合があります。
本施工事例では、高山市の30万円の補助金を活用いたしました。
岐阜エリア抜粋
・下呂市では、最大45万円の補助金が活用できます
・高山市、中津川市、多治見市においては、最大30万円の補助金が活用できます
愛知エリア抜粋
・名古屋市においては、最大45万円の補助金が活用できます。
・小牧市、尾張旭市、瀬戸市、犬山市においては、最大30万円の補助金が活用できます
・春日井市においては、最大20万円の補助金が活用できます
※2026年4月現在の制度内容です。補助金を利用するためには各種条件があります。
多くの市町村で、そういった補助金の制度が設けられていますので、一度「市町村名 耐震シェルター 補助金」で調べていただくことをお勧めします。
まとめ
耐震シェルターは、家全体ではなく一部屋を強化するという発想の地震対策です。
費用面で耐震化を諦めていた方や、家の構造上全体のリフォームが難しい場合でも、安全な空間を確保するための現実的でコストパフォーマンスの良い選択肢となり得ます。
耐震シェルターの中でも、「耐震シェルター 剛建」は、価格と住まい易さ、デザイン性のバランスがとても良い製品です。
地震への不安を少しでも解消するために、耐震シェルターを検討してみてはいかがでしょうか。
暮らしのアドバイザー 安江
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