新年度に入り、弊社丸共建設(株)L.WORKSは65期を迎えました。下呂では桜の花も満開を迎え、お子さんたちも新学期が始まり、様々な新しいことがスタートする節目の季節となりました。
その一方で、このタイミングに「ナフサ危機」と呼ばれる状況により、住宅業界は大きな課題に直面しています。3月末から協力業者さんから続々と建材の値上げや、注文停止などの案内が相次いでおり、今後どのような状況に変化していくかはまだ見通せませんが、ウッドショック以上に厳しい状況となっていくのではないかと危惧しています。
ナフサ危機とは
「ナフサ」とは、石油からつくられる原料の一つで、プラスチック製品や断熱材、接着剤、塗料、住宅設備機器等多くの建材のもとになる重要な素材です。
現在中東情勢の影響により、このナフサの供給が不安定になっています。その結果、建材の価格が上がり、一部の材料が入りにくくなり、住宅設備の納期が延びる等と様々な影響が住宅業界に広がっています。これを「ナフサ危機」と呼びます。現代の高性能な家づくりには、断熱材や、シート、接着剤等の多くの石油製品が使用されており、特に見えない部分の材料も多く影響が出ています。
当然ながら、これは住宅業界だけの問題ではなく、様々な業界・業種、更には日用品等にも広く影響が及んでいます。
地域工務店としてできること
建材価格の上昇や納期の不透明さは、どうしてもお客様の不安につながります。そんな中でも私たちにできることは、まず「状況を正直に共有すること」だと考えています。
どの材料を使うのか、いつ発注できるのか、代替が可能かどうか、品質をどのように守るのか。そうした一つひとつを丁寧に判断しながら、柔軟に対応していくことが今求められています。
L.WORKSでは「自然素材」にこだわり、地域の木材を活かした「地材地建」の家づくりをご提案しています。このような状況下では、新建材と比べて比較的供給が安定している材料も多いのではないかと感じています。もちろん、それも含めて現状をしっかり確認しながら、材料価格や納期、最適な選択肢をお客様と一緒に考え、安心して計画を進めていただけるようスタッフ一同尽力してまいります。
まずは、この状況が一日も早く落ち着くことを願っています。
代表取締役 一木