新年おめでとうございます。
春日井モデルハウス 住まいアドバイザーの石原です。
本日はこの時期に起こりやすいエフロレッセンスについてお話させていただきます。エフロレッセンスと言うと非常に聞きなれない言葉だと思いますが、建築現場では「鼻垂れ」と呼ばれたりもしますし、「白華現象」とも言われます。
玄関のポーチタイル目地やコンクリートブロックの目地におこりやすく、モルタル中の水酸化カルシウムが雨水、雪、霜などに溶け出し、空気中の二酸化炭素に反応して炭酸カルシウムという白い粉になる現象です。
白華現象によって付着した白い粉は無害で強度を落とすこともありません。(ポーチやブロック積みの目地の場合)ただ見栄えがよくないのは気になりますよね。
エフロレッセンス(白華現象)が起こりやすくなるのは、気温の低い冬期や湿気の多い梅雨時期です。また風がよくあたる場所も表面が乾くので白華現象が起こりやすくなると言われています。では白華現象が起きたらどうしたらよいのでしょうか?
白華現象を見つけたら、まずは自宅にある酸性洗剤を使って掃除してみてください。
白華部分に水をしっかりとかけて水を十分吸わせたら、白華部分をスポンジやたわしでこすります。こすっても落ちない場合は、酸性洗剤(トイレ用のクエン酸でも可)を使って洗浄し、最後に水で洗い流してください。それでも落ちない場合は白華現象専用の洗剤(強力白華除去剤)を使うのが最適です。
春日井モデルハウス 石原