こんにちは、現場監督の細江です。
昨年度施工した工事にはなりますが、汚水ポンプアップの工事をご紹介したいと思います。
一般的に汚水を流す際は配管に緩やかな勾配を付けて自然放流で下水本管へ流しますが、
こちらの現場は敷地が低いところにあり自然放流が出来ない状況のため、強制的にポンプアップを行い水を流す必要がありました。
ポンプアップを行う装置も兼ねた汚水槽です。こちらを地中に埋設します。
汚水槽が沈まないよう、設置面はしっかりと補強します。
写真は施工初期段階のため底板の配筋しかございませんが、側面部分にも配筋が組まれます。
汚水槽は非常に重いので慎重に作業を行います。
汚水槽設置後は配管のつなぎや電気配線の接続があり、各々業者が連携を取り合いながら作業を進めていきます。
最後に汚水槽上部に耐圧用のコンクリートを打って完成です。
電気で動く機器ですので不具合が起きた際にわかるよう室内には警報盤が取付けられております。
現場監督 細江