こんにちは、暮らしのアドバイザー安江です。昨日に続き本日も耐震シェルターの話題をお話ししたいと思います。
近ごろ、耐震シェルターに関するご相談をいただく機会が増えてきました。弊社でも施工代理店を務めている 「耐震シェルター剛建」 は、多くの方に選ばれている耐震シェルターのひとつです。
ただし、いざ導入するとなると「どの部屋に、どのように配置するか?」という 配置計画 がとても大切になります。設置後の暮らしやすさを大きく左右するポイントでもあるため、この記事ではシェルター設置のコツ を解説していきます。


耐震シェルター 「剛建」のサイズと配置の基本
「耐震シェルター 剛建」には、6畳用 と 4畳半用 の2タイプがあります。サイズは固定されているため、導入時には「どの部屋に、どのように配置するか」がとても大切です。配置次第で生活動線や使い勝手に大きな差が生まれます。(※6畳用には、サイズは同じで入口の仕様が異なるタイプもあります。)



配置計画が必要になる理由
耐震シェルターを設置すると、どうしても元々の部屋と比べると使用できるスペースが狭くなります。また、窓や収納が使いにくくなることもあります。場合によっては一部をあきらめざるを得ないケースもあります。事前に配置計画を立てることで、こうした不便を最小限に抑えられます。


シミュレーションによる最適な設置検討
弊社では、窓や出入口、収納、エアコンの位置を考慮しながら配置を検討します。複雑な間取りの場合は、3Dスキャナーやモデリングツール を活用し、実際の暮らしをイメージしながら最適な設置場所をシミュレーションします。
これにより、設置後の生活をイメージしながら「どこを優先し、何を調整するか」を事前に取捨選択できます。十分な配置計画を行うことで、導入後に「思ったより暮らしにくい」という後悔を避けられます。
<3Dスキャナーやモデリングツール を活用した事例>



暮らしやすさを守るためのポイント
- 動線を妨げないように配置する
- 収納や窓の利用頻度を考えて優先順位をつける
- 必要に応じて「使えなくなるもの」を事前に把握する
このように、暮らしに直結する部分を丁寧に検討することが、設置後の満足度を高める秘訣です。
まとめ:配置計画が成功のカギ
耐震シェルターは、「命を守る空間」であると同時に、暮らしやすさとの両立も重要です。そのためには、設置前に入念な配置計画を行うことが成功のカギとなります。
暮らしのアドバイザー 安江
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